動物たちを守るためには何をすればいいのか、一緒に考えてみませんか?
この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち
味田村太郎 文/学研プラス
1,540円
あと二十年たつと、アフリカからサイがいなくなってしまうかもしれない…。角をねらった密猟によって、サイの数が減っているせいだ。サイを守ろうとする人たちと密猟者の知られざる戦いとは。実際に南アフリカで取材をおこなった著者が書く、迫真のノンフィクション。「第8回子どものための感動ノンフィクション大賞」最優秀作品。
アーバン・ベア となりのヒグマと向き合う
佐藤喜和 箸/東京大学出版会
4,400円
かつてアイヌの人々に神と崇められ、開拓期には駆除の対象となり、そして現代では豊かな自然の象徴となったヒグマ。かれらはなぜ市街地に出没するようになったのか?野生動物と人間の関係になにが起こっているのか?ヒグマの生態からその謎に迫る。
犬たちよ、今、助けに行くからね
味田村太郎 文/学研プラス
1,430円
今も、助けを待っている犬が、たくさんいます。―なぜ?そして、だれが、どうやって助けているの?目指したのは、ふつうの家でできる保護活動。ボランティアさんと力を合わせて、1000頭もの犬を助けてきた、金本聡子さんを取材しました。小学中級から。
消えゆく熱帯雨林の野生動物 絶滅危惧動物の知られざる生態と保全への道
松林尚志 箸/化学同人
1,870円
熱帯雨林に絶滅危惧動物を追って。動物園の人気者、オランウータンから密猟の絶えない、野生ウシ・バンテン、スマトラサイ、センザンコウまで、その知られざる生態に迫る!
岐路に立つ「動物園大国」 動物たちにとっての「幸せ」とは?
大田匡彦 北上田剛 鈴木彩子 箸/現代書館
1,980円
日本初の動物園開園から140年。北は北海道から南は鹿児島まで全国の動物園を取材。「余剰動物」たちの現実をあぶり出し、日本の動物園の「いま」を浮き彫りに。
動物になって生きてみた
チャールズ・フォスター 箸 西田美緒子 訳/河出書房新社
1,078円
アナグマとなって森で眠り、アカシカとなって猟犬に追われ、カワウソとなって川にもぐり、キツネとなってゴミを漁る―。「動物から見た世界はどのようなものなのか?」その疑問と情熱に突き動かされ、大自然のなかで野生動物として生きることにした男の、愉快で、エキセントリックで、感動的な体験記。イグ・ノーベル賞受賞。
動物愛護法入門 人と動物の共生する社会の実現へ
東京弁護士会公害・環境特別委員会 編/民事法研究会
2,530円
日本初の動物園開園から140年。北は北海道から南は鹿児島まで全国の動物園を取材。「余剰動物」たちの現実をあぶり出し、日本の動物園の「いま」を浮き彫りに。
動物たちの悲鳴が聞こえる
杉本彩 箸/ワニ・プラス
968円
2019年、動物愛護法が改正され、動物虐待の厳罰化が実現した。この改正のプロセスに、積極的にそして深くかかわってきたのが、著者と著者が理事長を務める、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaである。ペットビジネスの闇に深く切り込んだことで衝撃を与えた前作『それでも命を買いますか?』から4年、Evaの歩みのなかから浮かび上がってきた動物たちをめぐる、いまだ終わらない過酷な状況を多くの方々に知ってもらうべく、再び著者は筆をとった。「動物にやさしい社会は、人間にとってもやさしい社会」という著者のまっすぐで真っ当なメッセージは、まさにこの国の「今」を問い直す言葉に他ならない。
消えゆく動物たちを救え 子供のための絶滅危惧種ガイド
ミリー・マロッタ 箸 鈴木素子 訳/光文社
3,520円
砂漠に暮らすゴビヒグマ、ウロコのある哺乳類ミミセンザンコウ、ドラゴンの子どものようなホライモリ、驚くほど小型化が進むトナカイ、そして身じろぎもせず笑みを浮かべるハシビロコウ…個性的な野生動物たちの多くが、いま絶滅の危機に瀕している。この本では、とても美しいイラストとともに、動物たちの驚くべき生態を紹介する。本書を読めば、これらの動物が大好きになり、彼らをぜひ救いたいと思い、その方法を知りたくなるにちがいない!
日本の犬猫は幸せか 動物保護施設アークの25年
エリザベス・オリバー 箸 村井智江子 訳/集英社
880円
現在、日本全国で年間約19万頭もの犬や猫が自治体施設に収容されているが、そのうち13万頭近くが殺処分されている。昨今、犬猫の殺処分が社会問題となっているが、いまだ日本ではペットの入手先として人々がまず思い浮かべるのはペットショップで、保護施設から動物を譲り受けるケースは一般的でない。日本在住45年、動物保護施設「アーク」として組織的に活動を始めて25年になる著者が、自身の経験をもとに日本の動物保護の現状や問題点を明らかにする。